HOME > ニュースページ > 社会 > 詳細

グーグル 情報検閲に新ソフトで対策

2011年04月01日

【新唐人2011年3月29日付ニュース】先日、インターネット検索の大手グーグルは、中国当局のGメールへの業務妨害を公表しました。中国当局の情報検閲への対策として、グーグルはすでに100万ドルを投じて、新しいソフトウェアの開発に取り組んでいます。
 
中国当局はGメールへの妨害を否定しています。グーグルは100万ドルを投じて、新しいソフトウェアの開発に取り組んでいます。
 
開発グループのジョージア理工大学の李文克教授は、独裁政権がインターネットを封じた場合、新型ソフトウェアをユーザーが使うことで、政府または関係部門がネットをブロックした時間、検索結果の詮索などがすぐに分かるそうです。Gメールの問題もそのうち明らかになるといいます。
 
元陝西テレビ局編集 馬暁明:「中共の言論自由に対する制限に立ち向かったグーグルに、敬意を表わします。強権を恐れず理不尽な要求と権利侵害行為に妥協しない、グーグルを支持します」
 
多くのネットユーザーらもグーグルを讃えます。しかし、この技術は当局の封鎖を察知することしかできず、封鎖を突破することはできないといいます。
 
一方、アメリカの“動態網”が開発したソフトでは、簡単にネット封鎖を突破することができ、セキュリティーの問題もありません。
 
米国動態網 夏総裁:「我々の“自由門”最新版は封鎖を突破する性能が更に向上し、自由かつ安全に使えますので、皆さんにお薦めします」
 
中共当局からの妨害は決して初めてではありません。昨年はじめ、グーグルは中国ハッカーの攻撃を受けたと発表。後に、中国当局の検閲に対する不満から、中国市場を撤退。
 
その後、ウィキリークスが秘密文書を暴露。グーグルへの攻撃を取り決めたのは共産党政治局委員李長春、実行したのは共産党国務院新聞弁公室だったそうです。
 
2:01-2:37
中国当局は長期にわたりインターネットを検閲し、Facebook(フェイスブック) 、Twitter(ツイッター)、 Youtube(ユーチューブ)などのソーシャルネットワークサービスサイトを封鎖。しかし、これらのサイトは最近独裁政権下の民主革命で大きな役割を果たしました。特に、今年2月の中東の民主運動では、グーグルが開発した音声ツイッターを通じ、情報が世界に発信されました。同じ時期、中国での民主運動を恐れた当局は、ネットへの規制を強化しました。
 
新唐人テレビがお送りしました。

トップページへ